がんの目印「WT1ペプチド」

テラの樹状細胞ワクチン療法は、樹状細胞にがんの目印を認識させ、それをリンパ球に覚え込ませることによって対象となるがん細胞を狙い撃ちにするものです。
つまりがんの目印に何を使うか?ということが重要になってきます。このがんの目印としてこれまで患者さんご自身のがん組織を使っていましたが、がん組織を手術で取る必要があるなど、がん組織を使える方は限られていました。
そこでテラは自己がん組織を必要としない次世代の樹状細胞ワクチン療法の研究・開発に取り組んできました。

大阪大学杉山教授が開発した がんの目印「WT1ペプチド」

その結果、たどりついたのが「WT1ペプチド」というがんの目印を使った方法です。
この「WT1」とは大阪大学大学院杉山治夫教授等によって、ほぼ全てのがんに発現していることが報告されているがんの目印です。
WT1の一部である「WT1ペプチド」をがんの目印として使うことで、自身のがん組織を準備できない患者さんも安心して樹状細胞ワクチン療法を受けていただくことが可能となりました。

各がんにおけるWT1発現率

※Sugiyama H.Jpn J Clin Oncol Vol.40 , Number 5 2010:377-87

契約医療機関で積み上げた治療実績

テラは、国立大学病院を含めた全国の医療機関と提携契約を締結し、WT1ペプチドを用いた樹状細胞ワクチン療法の提供を行い、実績を積み上げてきました。臨床成績は、膵臓がん、肺がん、卵巣がん、胆道がんにおいてすでに論文発表されています。

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患者さんに最適なテラのWT1ペプチド

WT1は2009年にアメリカの学会誌において、がん治療に用いる有力な目印の候補の第1位として紹介されました※1
このように世界的に注目されているWT1ですが、患者さんによって効果が出やすい部分はWT1の中でも一部分だけということが、杉山教授の研究によって明らかにされています。テラが提供する樹状細胞ワクチン療法で使用する「WT1ペプチド」は、患者さん一人ひとりに最適なWT1の配列(WT1ペプチド)を使い分けており、中でも、「変異型WT1ペプチド」は、よりがんに対する免疫反応を効果的に起こすことを目指した特許技術です※2
樹状細胞ワクチンにおけるこのWT1ペプチドの使用については、テラが独占実施権を保有しているため、テラの提携医療機関でのみ受けていただくことができます。

※1 Cheever MA, et al.: Clin Cancer Res 2009; 15: 5323-37.
※2 Tsuboi A, et al. Cancer Immunol Immunother 2002;51:614–20.
Oka Y, et al. Int J Hematol 2003;78:56–61.
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