第46回 がんと介護保険、認定結果は「要介護1」

第43回第44回で在宅医療および介護保険に関してレポートしました。今回はその続きになります。

2018年2月に入って、介護保険被保険者証が届きました。住まいのある自治体の福祉課や大学病院の相談センターで聞いていたとおり、介護保険の申請をしてから認定を受けて保険証が到着するまでに2カ月弱がかかりました。

「被保険者証」と「介護保険負担割合証」は、昔の健康保険証のように、少し厚手の紙に印刷されています。現在の多くの健康保険証のように、名刺大サイズのプラスチックカードにはなっていません。日々持ち歩くことを想定していないからだと思います。

私の認定結果は、要介護1でした。区分支給の限度基準額として、ひと月当たり16,692単位まで最大で使用できる旨が記載されています。

毎月1度いらっしゃる介護支援専門員さん(いわゆるケアマネジャーさん)に、支給によって利用できるサービスについて聞きました。今回私が利用したリクライニングベッドのような福祉用具(介護用品)のレンタルや購入の他に、手すりをつけるといった住宅の改修も支給の対象となります。また、デイケアサービスの利用、訪問介護(ヘルパーさんによる身の回りの世話や家事支援など)、訪問医療・訪問看護など、ニーズに合わせた介護、医療を受けられるサービスもあるとのことです。

初めての申請によって取得した資格の有効期間は6カ月です。申請日の横に、有効期限2018年6月30日と記載されています。意外に短い認定期間です。6月30日以降はどうすれば良いのか、案内は特にありません。有効期限が切れる前に再申請が必要なのか、継続申請は自ら行うのかケアマネジャーさんにお願いできるのかなど、今後確認したいと思います。

同封されていた介護保険負担割合の説明文書には、65歳未満の2号被保険者(※1)は、課税状況や所得にかかわらず、1割負担と記載されています。しかし、但し書きに、「世帯状況の変更などにより適用期間の途中でも負担割合が変更となる場合がある」と書いてあります。ケアマネジャーさんに、負担割合が変更になる基準についても聞きました。申請時の年収をベースに計算されているので、年度が変わって収入が変わると負担割合が変更になる可能性があるとの回答でした。

現在、私はリクライニングベッドのレンタルのみ行っていて、以下のような利用状況となります。

「月別のサービス利用票 2018年2月」
特殊寝台貸与・・・・・・・・・・・・・サービス単位 1,300
特殊寝台付属品貸与(敷きマット)・・・サービス単位 200
特殊寝台付属品貸与(ベッド柵一本)・・サービス単位 46

2月のサービス単位の合計は1,546単位です。ひと月あたりの区分支給限度は16,682単位なので、約10%を使用していることになります。単位あたりの単価は10円ですので、利用費用の総額は15,460円です。利用者負担率1割なので、1,546円を自己負担分として支払います。

現時点では、これまで通りに日常生活を送り、仕事にも通っています。リクライニングベッド以外の使用はすぐには検討していませんが、ケアマネジャーさんと毎月相談しながら、生活の助けとなるように活用したいと考えています。

※1 2号被保険者とは、40歳から64歳までの医療保険に加入している人で、国が指定する16種類の特定疾患(※2)により介護や支援が必要と認定された人を指します。

※2 特定疾患には、がんのほか、以下の疾患が含まれます。 関節リウマチ、筋萎縮性側索硬化症、後縦靭帯骨化症、骨折を伴う骨粗しょう症、初老期における認知症、脊髄小脳変性症、脊柱管狭窄症、早老症、多系統萎縮症、糖尿病性神経障害・糖尿病性腎症及び糖尿病性網膜症、脳血管疾患、進行性核上性麻痺・大脳皮質基底核変性症及びパーキンソン病、閉塞性動脈硬化症、慢性閉塞性肺疾患、両側の膝関節又は股関節に著しい変形を伴う変形性関節症

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