第3回 がん患者を取り巻く食事療法のあれこれ

「がん」、「食事療法」のキーワードで検索すると、様々な治療法やブログが出てきます。がんの罹患前、罹患後を通じて、私が試してきた食事療法やサプリメントをご紹介し、健康な人もがん患者も害なく、楽に、長く続けられる内容をご紹介します。
※個人的な感想です。取り入れていただく際には、アレルギー対応などはご自身で責任をもって行ってください。

がん患者の食事療法には、「ゲルソン療法」「済陽(わたよう)食事療法」など『何を食べるべきか』の治療法の情報が豊富にあり、がん患者の方でも健康な方でも、気力と体力さえあれば一定期間ごとに試して自分の体調の変化を観察することができます。

また、高齢化が後押しするようにサプリメントの広告があふれる今は、追加の出費を気にしなければ、こちらもご自身の体調の変化を確認できます。

がん患者であっても健康な方でも、「あるものを試してみた」だけの効果を測ることは難しいです。食生活以外の要因、例えば、運動量や睡眠、人間関係のストレスの強弱等々、あらゆる変化が自分の心身に影響を与えるからです。

しかし、個人的には、「ゲルソン療法」で強調されている野菜のカロテンを多くとる食スタイルや、「済陽食事療法」で推奨しているスロージュースは、体が軽くなった気がして自分に合っていると感じました。

私自身が食に対する新しい考え方を取り入れる際のキーワードは「デトックス」。毒素の排泄を主眼に置いています。つまり、摂取の逆に重きを置くことです。

例えば、腸内環境を整え腸の働きをアップするために食物繊維が豊富な野菜や果物を摂取すること、つまり毒素排泄の大事な器官である腸が喜ぶ食生活を送ることは、日々の体の活動力を生むのです。

サプリメントについては、昔から様々な乳酸菌を試してきました。愛用しているものは胃酸でも溶けづらい構造を導入している乳酸菌サプリメントです。これと交互に、その時々で気になっている乳酸菌や発見した新製品の乳酸菌を毎朝服用しています。乳酸菌には多くの種類があります。異なる菌を摂取して、腸に色々な菌の刺激を与えると良いそうです。

最近、大手の食品企業でも原料として採用している「ユーグレナ(ミドリムシ)」もデトックス効果が高いと実感しています。食物繊維が豊富なうえに、ユーグレナが持つ特有の成分「パラミロン」は表面にたくさんの穴が開いていて、食物繊維と同じように不要な物質を吸い取る特性があると言われています。実は災害用に常備できる「ユーグレナ・バー」や「ユーグレナ・かんぱん」も販売されており、味も栄養価も良い災害対応食品として我が家の常備品になっています。

また抗がん剤を長く使用している私にとっては、薬剤を腸のみならず肝臓からデトックスすることも大切です。以前通っていた統合医療の医師にご紹介いただいたのはプラセンタ。これは正直、効果をどう測定すればよいのか分かりませんが、抗がん剤が長く効果を発揮しつつ、副作用を強く受けない現在の私を支えてくれていると考えています。

自由診療で採用されている超高濃度ビタミンC点滴療法は抗酸化作用を目的としていますが、こちらはお手軽なサプリメントのビタミンCを毎日摂取しています。点滴も時々受けていますが、がん患者向けの治療はかなりの濃度の点滴を週2、3回3ヶ月継続する必要があると謳うクリニックが多く、そんなに通院も穿刺もしたくない私には地道な内服があっています。

免疫力をあなどるな」を実行するためには、必要な栄養素の摂取と毒素の排出によって、腸の環境を整えることがとても大事だと実感しています。腸だけではなく、体全体の排出力をサポートしてあげて初めて、取り入れた栄養や薬剤も思う存分活躍できると思う次第です。

どうぞ皆さんも普段の食行動をたな卸ししてみてはいかがでしょうか?

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