患者だより

このサイトにたどり着いた方は、誰かのがんの闘病記を読んで、
少しでもご自身または大切な方の治療や生活に参考にならないかなと
探してくださった方ではないでしょうか?11年前の私も同じことをしました。

がんに30歳代半ばで罹患してはや11年。
その間企業での就労を辞めることなく続け、
手術、化学療法、自由診療の治療を経験しながら、
自分らしい生き方を追求してきました。

一方で、いまや日本人の2人に1人が
一生涯でがんを経験するといわれているにも関わらず、
がんを身近なこととして理解できている人がとても少ないと感じています。

きっとそれは、自分の生活動線にがん患者からの情報発信を
目にする機会が少ないからではないでしょうか。

私の10年以上に渡るがん患者としての経験から伝えられる
「がんという病と、その付き合い方
(例えば、治療法や経済対策、医療者との付き合い方、
公的機関の活用方法などの情報)」を
がん患者さん、およびそのご家族、ご友人または将来の
がん患者さんにご提供し、お役に立てればと思いました。

私1人のがん経験ではお伝えできる情報には限界がありますが、
この10年の経験を改めて整理することで皆さんに知っておいていただいて
損はない情報を発信させていただきたいと思います。

今のがん患者の私から、みなさんにお届けするがんにまつわる実体験です。

安田淳子プロフィール

1992年より、日系、仏系、米系の組織でビジネスキャリアを積む。
携わった業界は、食品、化粧品、日用雑貨、医療機器、通信と多岐にわたる。

2005年5月、検診で「がんの疑いあり」と指摘を受けて乳がんと付き合い始め、
以来、再発、転移を繰り返しながら自分らしいがん治療・生活を探索、実行している。

治療と仕事の両立を支援してくれていた産業医にがん免疫療法に興味があると話したところ、
テラ株式会社の矢崎社長を紹介され、2014年にテラの提携医療機関で樹状細胞療法を受ける。

現在は医療業界を中心にコンサルティングを提供中。
テラについては、がん患者、医療機関、テラの三者の良好な関係構築に向けて
患者の立場からメディア戦略や組織改善に関する助言を行っている。

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