プレスリリース

2015.07.16 ヒトiPS細胞由来の樹状細胞の樹立に関する研究開発を開始~学校法人慈恵大学 東京慈恵会医科大学悪性腫瘍治療研究部と共同研究契約を締結~

テラ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:矢﨑 雄一郎、以下「テラ」)は、この度、学校法人慈恵大学 東京慈恵会医科大学 悪性腫瘍治療研究部(所在地:東京都港区、以下「東京慈恵会医科大学 悪性腫瘍治療研究部」)と共同研究契約を締結いたしました。本契約に基づき、医薬品等を汚染するエンドトキシン等の発熱性物質の検出法を開発するための、ヒトiPS細胞※1由来樹状細胞の樹立に関する研究を開始いたします。 医薬品の製造工程で医薬品等を汚染する発熱性物質の検出法として、ヒト単球細胞を用いた単球活性化試験法(monocyte activation test、以下「MAT」)という方法があります。欧州ではMATキットが市販されており医薬品の発熱性物質試験に用いられておりますが、日本では試験に用いるヒト単球細胞の入手が難しいという課題があります。 樹状細胞は単球から分化誘導される細胞であり、MATの代替となる検出法を確立することが可能と考えられています。テラは、ヒト末梢血単核球から均一で高品質な樹状細胞を培養する技術を有しており、その技術はがん免疫療法の一つである樹状細胞ワクチン「バクセル®」※2に用いられ、すでに9,000症例以上の実績を有します。本共同研究では、テラの技術を用いて、東京慈恵会医科大学 悪性腫瘍治療研究部と共同で、ヒト末梢血単核球からiPS細胞を樹立し、ヒトiPS細胞から樹状細胞を分化誘導させる技術の開発を行います。本研究においてそのiPS細胞から樹状細胞を分化誘導させる技術を開発することで、国内における新しいエンドトキシン等の検出法の確立を目指してまいります。 テラは、今後もテラの技術を用いた最先端の技術開発に取り組み、革新的な医療技術・サービスを創造してまいります。 【※1】iPS細胞 iPS細胞とは、皮膚、血液等の体細胞に、いくつかの遺伝子を導入することによって作り出された、様々な組織や臓器の細胞に分化する能力(多能性)と、ほぼ無限に増殖する能力を持った、人工多能性幹細胞(induced pluripotent stem cell)です。 【※2】樹状細胞ワクチン「バクセル®」 本来、血液中に数少ない樹状細胞(体内に侵入した異物を攻撃する役割を持つリンパ球に対して、攻撃指令を与える司令塔のような細胞)を体外で大量に培養し、患者のがん組織や人工的に作製したがんの目印である物質(がん抗原)の特徴を認識させて体内に戻すことで、樹状細胞からリンパ球にがんの特徴を伝達し、そのリンパ球にがん細胞のみを狙って攻撃させる新しいがん免疫療法です。「バクセル®」は、テラが開発・提供する樹状細胞ワクチン療法に関する技術を総称する登録商標です。 東京慈恵会医科大学悪性腫瘍治療研究部と共同研究契約を締結

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