プレスリリース

2015.03.24 テラ株式会社の契約医療機関において「免疫細胞バンク」サービスを開始~あなたの10年後、20年後のがん治療に備えて~

テラ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:矢﨑 雄一郎、以下「テラ」)の一部契約医療機関において、10年後、20年後のがん治療に備えるための「免疫細胞バンク」サービスを2015年4月以降に開始しますので、お知らせいたします。 がんは日本国民の約半数が罹患し、またがん医療が格段に進歩した現代においても、今なお国民の三分の一が毎年がんが原因で死亡しています。がんは、身近な国民病と言っても過言ではありません。 テラの樹状細胞ワクチン「バクセル®」※1は、がんに対する免疫反応を強力に誘導することができる独自の技術です。現在、全国37か所の医療機関で提供しており、累計症例数は約8,900症例(平成26年12月末現在)に達しております。臨床成績においては多数の論文発表も行っており、これまでに膵臓がんや肺がんにおいて、既に発表されているデータと比較して生存期間の延長を示唆する等の成果を得ています。 がん患者由来の樹状細胞は健常人由来の樹状細胞に比べ、がん免疫療法に悪影響を及ぼすとされる制御性T細胞※2の増幅を促しやすいと言われています。また、人やマウスの研究において、高齢由来の樹状細胞と若年由来の樹状細胞では、若年由来の樹状細胞ワクチンでより高い抗腫瘍効果や抗原提示能等を示すことが報告されています。将来のがんリスクに備えて健康なうちに状態の良い樹状細胞ワクチンを製造・保管することで、がんに罹患した後に準備するよりも、より効果が期待される樹状細胞ワクチンを投与することができます。 「免疫細胞バンク」サービスは、がんを患ったことがない方やがんを克服されたいわゆる「がんサバイバー」の方を対象としています。テラの契約医療機関においてアフェレーシス(成分採血)により単球を採取し樹状細胞に成熟させ、樹状細胞ワクチンの状態にして凍結保管します。「免疫細胞バンク」サービスを利用している方ががんに罹患した場合に、健康な時に作製した樹状細胞ワクチンを用いて治療を行うことが可能になります。また今後は、その他の免疫細胞(LAK、NK細胞等)についてもサービスを拡大していく予定です。 対象となる契約医療機関については、4月以降テラや対象契約医療機関ホームページにて公表いたします。 テラは今後も、革新的な医療技術・サービスを創造し、皆様の未来に貢献していきます。 【※1】樹状細胞ワクチン「バクセル®」 本来、血液中に数少ない樹状細胞(体内に侵入した異物を攻撃する役割を持つリンパ球に対して、攻撃指令を与える司令塔のような細胞)を体外で大量に培養し、患者のがん組織や人工的に作製したがんの目印である物質(がん抗原)の特徴を認識させて体内に戻すことで、樹状細胞からリンパ球にがんの特徴を伝達し、そのリンパ球にがん細胞のみを狙って攻撃させる新しいがん免疫療法です。現在、樹状細胞ワクチン「バクセル®」は、がん治療用の再生医療等製品として医薬品医療機器等法上の承認取得を目指しています。 【※2】制御性T細胞 免疫システムにおいて、過剰な免疫反応を抑える役割を持っています。 テラ株式会社の契約医療機関において「免疫細胞バンク」サービスを開始

テラのFacebookを見る

テラのFacebookを見る

ページトップへ