リリース
2010年8月30日 第14 回国際免疫学会シンポジュウムにおいて北海道大学西村孝司教授がサーバイビン等新規がん抗原を用いた治療による臨床研究の成果を発表されました
テラ株式会社(以下テラ)は、平成20年度より、国立大学法人北海道大学遺伝子病制御研究所・免疫制御分野 西村孝司教授が研究代表を務める NEDO((独)新エネルギー・産業技術総合開発機構)プロジェクト「ヘルパーT細胞を中心とした革新的免疫治療法の開発」(「基礎研究から臨床研究への橋渡し促進技術開発/橋渡し促進技術開発」平成20年度採択プロジェクト)におけるコンソーシアムに参画しておりますが、この度、西村教授が同プロジェクトにおける臨床研究成果を8月27日に開催の第14 回国際免疫学会シンポジュウム(開催時期:2010年8月22日~27日、開催場所:兵庫県神戸市)で発表されましたので、お知らせいたします。
西村教授は、同シンポジュウムにおいて、ヘルパーT細胞及びキラーT細胞を活性化するがん抗原「H/K-HELP: Helper/killer hybrid epitope long peptide」の概要について、また「H/K-HELP」を用いた治療により、抗がん剤治療及び放射線治療に耐性がある再発頸部リンパ節転移乳がん細胞が完全に消失した乳がんの症例、及び一時的に転移病巣の増大が抑えられた大腸がんの肺転移症例の成果について発表されました。
テラは、西村教授が今回発表された症例において用いられたサーバイビン等のがん抗原「H/K-HELP」の独占実施権を保有しており、今後、樹状細胞ワクチン療法をはじめとするがん免疫療法への応用するための臨床研究を推進する予定です。
西村教授から、本発表に関して次のようなコメントを頂いております。
「国際免疫学会シンポジュウムの発表会場には、満席になるほどのたくさんの方が出席され、非常に大きな反響がありました。臨床研究で得られた良い成果が、今後、早期に全国の患者さまの治療に活かされることを期待しています。テラの提携医療機関において、新規がん抗原『H/K-HELP(サーバイビン等)』を用いた樹状細胞ワクチン療法が、2011年度の早い段階において、実地医療で開始されることを期待しています。」
なお、テラはサーバイビンに加えて、世界的に評価されているがん抗原WT1ペプチドの独占実施権も保有しており、実地医療における多数の臨床実績を通じて、樹状細胞ワクチン療法をはじめとした免疫療法における技術的な優位性を有しています。テラは、がん治療に関する様々な事例や治療実績を拡大し、更に多くの方々に貢献してまいります。



