リリース
独立行政法人国立病院機構 鹿児島医療センターに対して
九州で初となる「アイマックスがん治療」の技術・ノウハウ提供を開始
テラ株式会社(東京都新宿区、代表取締役社長:矢﨑 雄一郎、資本金:3億9,347万円)は、本日、独立行政法人国立病院機構 鹿児島医療センター(鹿児島県鹿児島市、院長:山下 正文)に対して、樹状細胞ワクチン療法※1を中心とする当社独自のがん治療技術・ノウハウ「アイマックスがん治療(免疫最大化がん治療:Immune maximizing therapy for cancer)」の提供を開始しました。本件は当社にとって、九州地方の医療機関に対する初の技術・ノウハウ提供となります。
「アイマックスがん治療」とは、樹状細胞ワクチン療法を中心として、これに化学療法(がん休眠療法※2)および放射線療法(低侵襲放射線療法※3)等を組み合わせることで、患者の免疫を最大化させて効率よくがんを攻撃することを目指す、当社独自のがん治療技術・ノウハウであり、組み合わせるそれぞれの治療法にほとんど副作用がなく、外来で受診することができます。
鹿児島医療センターは、循環器、脳卒中およびがん診療の拠点病院として、地域の医療を支える中核病院です。がん診療においては、臨床病理科の新設による病理診断や細胞診の開始、専門看護師の配置による化学療法室の整備等が行われました。また、血液内科において骨髄バンクの認定施設として非血縁者間の移植も行うなど、血液がんの治療にも力を入れています。
このような中、当社としましては、まず血液がんを対象に「アイマックスがん治療」の提供を開始し、標準治療に抵抗性の血液がん患者に対して新たな治療の選択肢を提供してまいります。さらに、今後、他領域のがんに対しても適応を広げていく予定です。
以上
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*1樹状細胞ワクチン療法・・・本来、血液中に数少ない樹状細胞(体内に侵入した異物を攻撃する役割を持つリンパ球に対して、攻撃指令を与える司令塔のような細胞)を体外で大量に培養し、患者のがん組織や人工的に作製したがんの特徴を持つ物質(がん抗原)の特徴を認識させて体内に戻すことで、樹状細胞からリンパ球にがんの特徴を伝達し、そのリンパ球にがん細胞のみを狙って攻撃させる新しいがん免疫療法。いわゆる「がんワクチン」のひとつであり、自己の細胞を用いるため、副作用はほとんどないと言われている。
*2がん休眠療法・・・低用量の抗がん剤を継続的に投与することで、患者様の免疫を低下させずに、がんの増殖を抑制する療法。「制御性T細胞」(がんを攻撃する免疫を抑えてしまう悪玉免疫細胞)の増殖を抑える働きも報告されている。
*3 低侵襲放射線療法・・・IMRT(強度変調放射線治療:専用のコンピュータにより複数のビームを組み合わせて放射線に強弱をつけることで、高い精度でがんの部分だけに集中して照射する方法)専用の放射線装置等を用いることで、がんのみを攻撃する放射線治療。がんの周囲にある正常組織を傷つけることが少ないため、体への負担が少なく(低侵襲)、免疫を下げない療法といえる。



