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「サーバイビン」由来のがん抗原ペプチドの独占的実施許諾を取得
広範囲のがん腫に使用できる、新規がん抗原を獲得
先端医療開発特区(スーパー特区)で開発へ

 テラ株式会社(東京都新宿区、代表取締役社長:矢崎 雄一郎、資本金:3億9,022万円)は、株式会社バイオイミュランス(北海道札幌市、代表取締役社長:兼平 耕世)との間で、「サーバイビン」*1由来のがん抗原*2ペプチドのがん免疫療法に関する独占的実施許諾に関する契約を本日締結いたしました。


 「サーバイビン」は悪性黒色腫(メラノーマ)、乳がん、非小細胞肺がん、頭頸部がん、食道がん、大腸がんなど、幅広いがん種で高発現が確認されているタンパク質です。がんの免疫療法にこの「サーバイビン」が有効であることが、北海道大学遺伝子病制御研究所の研究によって明らかとなりました。テラ株式会社は、先端医療開発特区(スーパー特区)にも選定されている、平成20年度の新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の採択事業で、国立大学法人北海道大学、株式会社バイオイミュランス、特定医療法人 北楡会 札幌北楡病院が共同で行っている、基礎研究から臨床研究への橋渡し促進技術開発に参画しておりますが、本契約にともない共同開発を加速させてまいります。具体的には、平成21年4月~平成22年3月にかけて北海道大学、バイオイミュランス、札幌北楡病院と共同で「サーバイビン」由来がん抗原ペプチドの安全性試験を実施する予定です。


テラ株式会社としては、上記の成果や進捗を踏まえながら、当ペプチドの樹状細胞ワクチン療法への応用(2010年度中に開始予定)や将来の創薬化の可能性を含め検討を進めてまいります。


尚、今期の業績に与える影響は、軽微でございます。また、マイルストーン開示に係る事業計画についても変更はございません。



■「サーバイビン」にかかわる特許情報
出願番号:特願2008-093292
出願日:平成20年3月31日
発明の名称:HLAクラスⅡ分子に提示されるサーバイビン(Survivin)の部分ペプチドとその利用方法
出願人:国立大学法人 北海道大学
発明者:西村 孝司


*1サーバイビン(Survivin)・・・がん細胞のアポトーシス(自然死)を抑制する機能を持つタンパク質。幅広いがんに対して、特異的に高発現していることから、有用ながん抗原として期待されている。


*2がん抗原・・・がん細胞に特異的に現れるタンパク質等のこと。がん細胞に特異的に現われていることから、宿主の免疫細胞に認識・攻撃させることで、正常細胞を攻撃することなく抗がん作用を呈することができる。これらのがん抗原を人工的に生産することが可能になっている。

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